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睡眠時無呼吸症候群とは

睡眠時無呼吸症候群とは、眠っている間に呼吸が止まる病気です。

睡眠時無呼吸症候群の問題の一つとして、患者の80%以上の人が病気であることに気づかず、未治療のままとなっています。(4) 睡眠時無呼吸症候群は、子供も含め、多くの人がなり得る可能性があります。

無呼吸?それとも低呼吸?

閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSA)は、睡眠時無呼吸症候群の中で最も多いタイプといえます。(2) 世界の成人人口の1~6%が該当します。(2) 医学的には、「10秒以上の無呼吸・低呼吸が、1時間に5回以上で症状がある場合あるいは、無呼吸・低呼吸が1時間に15回以上」と定義されています。無呼吸は、睡眠中にのどの筋肉が緩むことで舌が垂れ下がり、空気の通り道である気道を塞ぐことが原因だと言われいます。低呼吸とは、気道が部分的に閉塞しているのに対し、無呼吸は完全に閉塞されている状態のことを言います。無呼吸・低呼吸のどちらも同じような影響があります。

睡眠時無呼吸症候群のメカニズム

睡眠時無呼吸症候群の因子はいくつかあげられます。例えば、「男性」「肥満」「50代以上」「首が太い」「細い鼻」「小さな顎」「家族の中に罹患している人がいる」などです。(5)

人は、起きている間、のどの筋肉や舌のつけ根が活性化されているため、空気は簡単に通ります。しかし、睡眠中は筋肉の緊張がゆるみます。のどの筋肉も同様に、睡眠中にゆるみ、気道が塞がる、狭まるなどの可能性が高まります。

空気の流れが止まると、血液中の酸素レベルが低下し、呼吸の回復とともにもどり、この時、脳波上覚醒してしまいます。夜間寝ている間に、何度も繰り返し覚醒が起こると、睡眠が極端に断片化されるため、質が悪くなります。

 

睡眠時無呼吸症候群の症状

睡眠時無呼吸症候群では、眠りに問題がないと思っていても、本人が気づかないうちに睡眠の質は悪化しています。睡眠時無呼吸症候群は、生活の質と健康に影響を及ぼします。閉塞性睡眠時無呼吸症候群には、数多くの症状があり(5)、  朝起きた時に疲労感を感じたり、日中眠りに落ちてしまうなどがあります。(5)

睡眠時無呼吸症候群は、いびきとの関連性がありますが、いびきをかく人全てが呼吸障害があるとは限りません。(5) 

睡眠時無呼吸症候群の症状は以下の通りです。

  • 悪夢を見やすい
  • 夜間何度もトイレに起きる
  • 眠っている間、息苦しいと感じる
  • 朝起きると頭痛がする
  • イライラする
  • 性欲の後退
  • 心臓・血管障害
  • 日中の眠気

 

出典:

(1) Rules for Scoring Respiratory Events in Sleep: Update of the 2007 AASM Manual for Scoring of Sleep and Associated Events – Journal of Clinical Sleep Medicine, Vol. 8, No. 5, 2012

(2) The World Health Organization. Chronic respiratory diseases www.who.int/gard/publications/chronic_respiratory_diseases.pdf viewed 05/21/2015

(3) Evidence supporting routine Polysomnography before bariatric surgery – O’Kefee et al – Obesity Surgery - January 2004

(4) Obstructive Sleep Apnea – A guide for GP’s – British Lung Foundation (NHS)

(5) Sleep breathing disorders – European Respiratory Society WhiteBook (chapter 23)

 

  • 01

    1~6%

    成人の1~6%が睡眠時無呼吸症候群を発症しています。(2)

  • 02

    77%

    肥満の方の77%は、睡眠時無呼吸症候群と言われています。(3)

  • 03

    80%

    80%の方は未治療のままです。(4)